萌えたら勝ち

アニメとか芸能とかで妄想したりss書いたり絵描いたり

堕ちていく[完]

注・雲丹虎二次創作散文です。

禍々しいあの印が消えたと同時に、意識を飛ばした彼の身体に無数の痕が残っている事に気付いた。


あれは戦いの時に付けた傷なんかじゃない。


アイツが付けたんだ。


あの夜見掛けた炎の中に居たもう一人の僕。


あの人にこれ以上深い傷が無いか確認し、安心してからすぐ眠りに着こうとしたけど、無責任な気がしてそのまま眼を開けていた。


目覚めた時、彼に何て言えば良いのだろう。


僕は、背徳に蝕まれながら彼を愛し続けるのか…


end


大きなお友達様。長い間お付き合いありがとうございます。あとがきは後程