薔薇達の饗宴
発売日到着、と言う訳でリピート再生中でございます。
- アーティスト: jealkb,haderu,chaos,hideki,elsa
- 出版社/メーカー: R and C Ltd.
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: CD
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初回の特典は別送なんですが(泣笑)それはともかくとして…
以下、ちょっとした曲毎の解説を交えて私的感想等を。
- 薔薇の棘と指先の血と
鐘の音とレクイエムに導かれ、甘美な闇の中で迎える死を描いた、jkbに於けるゴシック色の強い荘厳なメタルナンバー。
八c`∀ノhaderu様の心の陰に潜んでいる退廃と悲しみに包まれたjkbのもう一つの世界を見てしまったようです。
- 黒い砂漠
ハードロックのメロディと呪詛的なリズムが程よく絡み、無限なる小宇宙へと誘います。前曲で開けられた重い扉を開いた後に広がる壮大な風景の中木霊する終末から再生への胎動。
- snatch
80年代ニューウェーヴで過ごしてきた世代としては一番懐かしさを感じる一曲ではないかと思います。ジュアラー待望の初音源化。
- metronome(album vox)
haderu様の歌唱力がよりアグレッシブに。
- killss
メロディアスなイントロをカットして純粋に踊れる曲になってます。
- still lovin' you(chaos ver.)
ロックで歌唱力を磨いてるので(―△―)chaos様のソウルフルな歌い方に合わせるのはちょっと難しい…_| ̄|○まぁ背伸びせずにハモりたいですが、
- 恋傷
アルバムバージョンのキラキラしたイントロダクションは80年代プログレッシヴ・ハードロック的なアプローチさえも感じます。
- オプティ
jealkbミーツcure*1&モータウン。薔薇棘の次に大好きです。
haderu様のボーカルが生き生きしている幸せソング。
- How much is love
このナンバーの(`ー´)hideki様の振付から台湾に於ける皆のイメージがハートvvになったとか。(笑)
jealkbミーツエヴァネッセンス&ジャンヌダルク、そう、ゲストボーカルはyasuくんなのでした。
記念すべきhideki様chaos様初作詞&デビュー初hideki様レコーディング参加作。
- Julia
ライブでは(特にアンコールでの)ラストに必ずと言って良いほど演奏されるこの曲ですが、フールズでのインタビューでは『次のライブ(風薔薇)でこのような形式から卒業したい』と言ってたので、そういう意味でもこのアルバムではjkbストーリー第一章の幕を下ろす役割を持った様に感じます。
と言う事で、70〜80年代に青春を過ごした私のようなプレ団塊ジュニアと若い人達の間に立つ彼らが、久々に誰もがロック魂を感じる一枚に出会わせてくれた。そんな気になりました。
*1:此処で言うキュアーとは雑誌タイトルではなく英国のバンドの方。